京都のお話一覧

なるほどタクシーのドライバーが普段お客様にしている京都にまつわるお話、ここではその一部をご紹介しております。

26.龍頭(りゅうず)

お寺の鐘の最上部に、吊す為の突起が付いていますが、そこに龍の頭が左右に意匠されています。 これを「龍頭」と云いますが、正確には龍の子供の「...

25.賀茂川から鴨川へ

賀茂川は京の繁華街を流れるときは鴨川と書きます。 北西から南東へ流れる賀茂川は、北東から南西へ流れてくる高野川と合流し、京都の市街地を南下...

24.小倉山

『大堰川 浮かべる舟の篝火に 小倉の山も名のみなりけり』 在原業平 【大堰川の紅葉】 この和歌は嵐山の鵜飼いを詠んだもの...

23.大袈裟な話

建仁寺は建仁2年に創建された禅刹です。 比叡山の地位や名誉を重んじる貴族化にあきたらなかった栄西が、2度にわたり入宋し、日本へ最初に本格的...

22.ありがたい話

お寺さんをお詣りし、仏様を拝み、ありがたい気持ちになられる現代人はどれ程おられるのでしょうか? 「妙好人」と呼ばれる浄土真宗のお年寄は、何...

21.くだらない話

江戸時代、「京の酒」「伊丹の酒」は、醸造技術が発達していない江戸の人々にとって最高のお酒とされていました。 江戸への出荷は、「京の酒」は伏...

20.時代祭

奈良時代末期、和気清麻呂が桓武天皇を狩にことよせて、東山へ案内し、京都盆地を見渡して頂き、遷都を建言します。 そして、「葛野大宮の地は...

19.誓文払い

源頼朝の命を受け、義経を討とうと修験者に扮して、六条堀川の館の様子を覗っていた土佐坊昌俊は、弁慶に捕まってしまいます。 そして義経の面前で...

18.東福寺の桜

「さくら」の語源は、一説に「さ」と「くら」だそうです。 「さ」は穀物の霊を表す言葉で、「くら」は蔵するです。 【桜(植藤造園)】...